フォーム一体型LP導入後、売上を120%UPさせる施策とは?
この記事は、
「フォーム一体型LP導入後にできる、コンバージョンアップのための施策が知りたい」
そんな方に向けて書かれた記事です。
コンバージョンアップのために、フォーム一体型LPを導入した方も多いかと思います。
フォーム一体型LPの導入により、コンバージョンはある程度上がったものの、
「更にコンバージョンをアップさせるためにできることはないか」
「コンバージョンアップの改善を図りたい」
とお考えの方に、本記事では
・コンバージョンアップのための改善施策
・コンバージョンの改善施策におすすめのツール
をご紹介します。
今すぐコンバージョンの改善が必要ない方でも、今すぐに役立つ施策をご紹介しております。
ぜひ運用の参考にしてみてください。
入力フォームを最適化していきたいとお考えの方へ
弊社は1画面1質問のステップフォームを強みとした「EFOcats」を提供しております。
フォーム一体型への導入でCVR120%改善した事例がございます。
フォームも合わせて最適化していきたいとお考えの方は
ぜひEFOcatsにお任せください。
フォーム一体型LPとは?
フォーム一体型LPとは、個人情報を入力するフォームまでを、ランディングページ内で完結させる手法です。
具体的には、ユーザーが初めに到達する「ランディングページ」に、「名前」や「住所」などの個人情報を入力するフォームを設置し、そのページ内で注文まで完結させます。
そうすることで、ページの遷移数も少なく、最小限のページ遷移でコンバージョンに導くことができます。
この記事を読んでいただいている方は、既にフォーム一体型LPは導入済みの方もいるかと思います。
フォーム一体型LPについての概要と、改善事例やメリットなどについての詳細は、
下記の記事が参考になります。ぜひ御覧ください。
フォーム一体型LP導入後の落とし穴
フォーム一体型LPを導入したことにより、ある程度コンバージョンアップに繋がったかと思います。しかし、導入しただけで満足していませんか?
フォーム一体型LPを導入しただけでは、今後、ECサイトの売上は伸びません。むしろ売上の機会損失を起こしています。
それでは何が原因で売上の機会損失になっているのでしょうか?
詳しく見ていきましょう。
原因は入力フォームでの離脱にあり
売上の機会損失の原因はずばり「入力フォームの離脱」にあります。
「入力フォームの離脱」とは、ユーザーの情報などを入力するエリアにて、入力の途中にもかかわらずページを離れてしまうことです。
入力フォームでの離脱率は70%近くあると言われています。
LPに到達後、仮にフォームの入力を始めた人数が1,000人いたとしても、入力フォームにて離脱率が70%あると、1,000人のうち700人が離脱してしまいます。
そして単価が仮に10,000円だとすると、70%の離脱で7,000,000円の機会損失をしてしまっている計算になります。
70%の離脱を全て取り返すのは現実的に不可能です。しかし、入力フォームの施策を行えば、離脱率を10pt(70%→60%)改善も目指せます。つまり10pt改善できれば、損失の1,000,000円を取り返すことができます。
※一体型LPのコンバージョン率は、入力フォームのコンバージョン率も含んでおり、フォーム単体では計測できません。フォーム単体のコンバージョン率は、Googleアナリティクスでは計測できないため、EFOツール等を使用して計測する必要があります。
こういった機会損失を減らすためには、入力フォームの改善施策が必須なのです。
入力フォームで離脱する要因とは?
それではなぜ、入力フォームで離脱してしまうのでしょうか?
大きな要因は、「フォームの入力に手間がかかり、面倒に感じる」ことにあります。
例えばこのようなフォームを見たことはありませんか?
このように入力欄が小さい、入力ミスが後になって分かるなど、ストレスを与えてしまうフォームだと離脱に繋がります。
こういったフォームでの離脱を防ぐには、入力フォームの最適化(EFO※)が有効です。
具体的にどういった対策があるかは、こちらの記事に詳しく記載しています。
自社でのフォーム改善施策を始めるにあたり、ぜひ参考にしてください。
※EFOとは、Entry Form Optimizationの略で、入力フォームを最適化することにより、離脱率を下げ、コンバージョン(=入力完了率の向上)に繋げる施策のことを指します。
通常のEFO機能だとコンバージョンアップしない?!
ここまで入力フォームの施策が必要だとお伝えしてきました。
EFOで入力フォーム最適化を図ることが必要とはいえ、
「カートの機能として提供されている”EFO”を導入すれば良いのでは?」
そうお考えではありませんか?
しかし、そのEFO機能だけだとコンバージョンが120%アップするなど
大幅なコンバージョンアップは期待できません。
なぜならカートに備わっているほとんどのEFO機能は、入力アシスト機能※がメインなものばかりだからです。
※入力アシスト機能とは、フォームにてユーザーの入力をサポートする機能のことを指します。
図1のような、その場でエラーを表示させる「リアルタイムエラー」などが挙げられます。
それではなぜ入力アシスト機能メインのEFOだと効果が発揮できないのでしょうか?
理由は下記2つ考えられます。
・離脱の要因「ページの長さ、項目数の多さ」を解決できない
・入力体験を変えられてない
まず、通常のEFO機能だとコンバージョンが見込めない1つ目の理由は、入力フォームでの離脱の要因、「ページの長さ、項目数の多さ」を解決できないことにあります。
下記の画像をご覧ください。弊社でフォーム離脱の要因に関するアンケートを実施したところ、61%ものユーザーが「ページの長さ、項目数の多さ」で離脱するというデータが出ています。
つまり、入力アシスト機能メインのEFOを導入しただけでは、離脱の一番の原因「フォームが長く見えること」が解決されません。そのため、コンバージョンは上がらないのです。
2つ目の理由は、「入力体験を向上できていない」ことにあります。
入力アシスト機能のEFOにより、ユーザビリティーやコンバージョン率に多少の改善は見られるでしょう。
しかし入力アシスト機能のみだと、入力フォームのUI自体は変わらず、入力体験も向上しません。
たとえ入力アシスト機能のEFOを導入していても、入力体験は変わらないため、下記の画像のように、入力していた項目を見失うなど、スムーズに入力できずストレスを感じてしまいます。
その結果、ユーザーは離脱し、コンバージョンに至らないのです。
このように、フォームでの離脱を軽減させるには、フォームが長く見えることを解決させ、なおかつ入力体験も向上させる必要があります。
ではどのようにフォームを最適化すれば良いのでしょうか。
より一層コンバージョンアップを図るのであれば、フォーム自体を1画面1質問にするか、
チャットボットを導入するのがおすすめです。
フォーム一体型LPに1画面1質問を!
それではなぜ1画面1質問が良いのか、メリットを踏まえてご紹介します。
\\1画面1質問のメリット//
1画面1質問のメリットは3つあります。
1)入力欄、文字サイズが最適化される
→ 入力欄と文字のサイズが大きくなり、視認性の高いフォームへと変化します。
2)今やるべきことに集中できる
→ 入力時の視線を固定させるため、他ページへの移動を抑制します。
3)シームレスな入力体験
→ ページをめくっていくような心地良さを感じる入力体験に変わります。
このように、1画面1質問にはユーザーにとって分かりやすいフォームになる、というメリットがあります。
実際、フォーム一体型LPに1画面1質問のUIを導入して頂いたクライアント様では、
コンバージョン率が120%アップしました。
フォーム一体型LPに1画面1質問を導入した場合の起動方法はポップアップ形式です。
導入後はランディングページ内に入力フォームは表示されず、「申し込み」ボタンを押下後に1画面1質問フォームがポップアップで表示されます。
入力の途中で、ランディングページに戻り、商品内容などを確認したい場合は、1画面1質問のフォーム右上に表示されている「✕」を押します。
そうすると1画面1質問が最小化され、再度ランディングページの閲覧が可能になります。入力を開始する際は、「お申し込み画面を開く」をクリックすると、1画面1質問のフォームが起動します。※途中まで入力した内容は保存されます。
このように、フォーム一体型LPに1画面1質問を導入すると、UIが最適化されるのが分かるかと思います。その結果、ユーザビリティが向上し、コンバージョンアップに繋がります。
フォーム一体型LPにチャットボット!
それでは次にチャットボットのメリットを見ていきましょう。
チャットボットはフォームのUIを変更する、というわけではありません。
導入後は、今のフォームとは別に会話形式のフォームが追加されます。
\\チャットボットのメリット//
1)UIを大幅に変更できる
→普段慣れ親しんでいるUIということから、入力へのハードルが下がります。
2)スムーズな入力体験
→会話形式により、ストレスなく、スムーズに入力することができます。
チャットボットを導入したことにより、コンバージョン率が平均120%アップ、
最大で150%ほどの結果が見られたようです。
フォーム一体型LPにチャットボットを導入すると、起動方法としては2種類あります。
・「今すぐ注文する」などのCTAボタン押下後に起動
・フォーム一体型LP内のチャット用アイコン押下後に起動
まず1つ目は、「今すぐ注文する」などのCTAボタンを押下後にチャットボットが起動するパターンです。CTAボタンを押下すると、チャット形式のフォームが立ち上がり、入力へ進みます。
2つ目はサイトの右下にチャット用のアイコンが表示され、アイコンを押下すると、チャットボットが起動するパターンです。
会話形式UIは、1つ1つ丁寧な接客を行ってくれるため、入力完了までスムーズに導いてくれます。
会話(チャット)形式の見た目や入力体験が大きく変わることで、コンバージョンアップに繋がっていると言えるでしょう。
コンバージョン対策におすすめのツール
フォーム一体型LPから更にコンバージョンアップさせるためには、フォームを1画面1質問にすることやチャットボットの導入を推奨しました。
そこで、今後ツールの導入を検討している方に向けて、1画面1質問、チャットボットが導入できるおすすめのツールをピックアップしました。各ツールの特徴をまとめています。
ぜひコンバージョンアップの施策の参考にしてください。
1画面1質問ツール
EFOcats(イーエフオーキャッツ)
EFOcatsは弊社(株式会社エフカフェ)で提供しているツールです。「フォーム一体型LPに1画面1質問を!」にてご紹介した1画面1質問フォームを提供しています。
コンバージョン率が最大化できるよう、事前に画面設計やタグ開発を行います。導入はタグを挿入するだけです。1画面1質問にすることにより、サクサクと入力しやすいフォームに変え、コンバージョンに貢献します。
下記項目に当てはまる場合は、「1画面1質問」(=ステップ型)がおすすめです。
□シニア層向けのサイトを運用している
□入力フォームのデザイン自体変更したい
□カートフォームのデザイン自体を変えたい
□文字や入力欄を大きく見やすいフォームにしたい
□最新のフォームにしたい
・1画面1質問で本当にコンバージョンは上がるの?
・逆に入力が面倒にならないの?
という意見をよく頂きます。
しかし一画面一質問のEFOcatsを導入頂いた企業様で、コンバージョン率が160%以上の成果が出ている事例もあります。
またフォーム一体型LPに導入し、コンバージョンが120%上がった実績もあります。
導入後にはEFOcatsのクライアント様からこういったお声もいただいてます。
「1問1答型で一度に表示される設問が絞られることで、今何を答えれば良いのかお客様にとって分かりやすくなった」
「操作も軽快でスムーズに最後まで入力ができ、入力へのストレスも軽減しました。」
と、1画面1質問にすることで、ユーザーにとって使いやすいフォームへと変化し、入力へのストレスや面倒さも軽減されました。
※EFOcatsを導入したクライアント様へのインタビュー内容を一部抜粋したものを記載しています。
詳しくは下記からご覧ください。
株式会社再春館製薬所 様
https://www.fcafe.com/efocats/case/case-saishunkan/
EFOcatsの詳細については下記より資料をダウンロードできます。
今後の情報のストックとしてぜひご参考ください。
チャットボットツール
qualva(クオルバ)
チャットボット形式のEFOツール。世の中には多くのチャットボットが存在する中、qualvaは新規顧客獲得専用として開発されました。新規顧客獲得に課題を抱える方には最適なサービスです。
BOTCHAN EFO(ボッチャンイーエフオー)
「BOTCHAN EFO」は成果達成に特化した会話型(チャットボット型)の入力フォームです。累計500社以上の導入実績データがあるため、効果が出やすいデザインプレートをクライアント御社のフォームに合わせて開発。要件に合わせて選べるよう、料金プランが3種類用意されています。
サイト:https://botchan.chat/product/efo
チャットボットは、下記項目に当てはまる場合におすすめです。
□若年層向けサイトを運用している
□チャットで購買意欲を促したい
□アンケートや診断フォームからコンバージョンさせるなどして、
様々なシナリオを作成したい
チャットボットは、会話(チャット)形式ということもあり、普段からSNSやLINEのようなメッセージツールなどで慣れ親しんでいる若年層と相性が良いと言われています。
まとめ
フォーム一体型LP導入後にできる施策でコンバージョンアップを図ることは重要です。
入力フォームでの離脱は売上の機会損失となっているため、
この機会に入力フォームの改善施策を図り、より売上をアップさせましょう!